その他 基礎知識

最近注目の「ヘンププロテイン」とは? 

皆様ご存じのタンパク質は、人体組織の生成に欠かせない栄養素です。1日に必要なタンパク質の推奨量は、成人の方で約50~65グラムと言われています。しかし、近年では普段の食事からだけでは十分にタンパク質を摂取できていない方が増えています。 

そこで、皆様におすすめしたいのが「ヘンププロテイン」です! 

あまり聞きなじみのない食材かもしれませんが、ヘンププロテインは栄養価が高く、スーパーフードとして注目され始めています。 

本記事では、ヘンププロテインについて詳しく紹介していきます。 

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ヘンププロテインとは? 

ヘンププロテインとは、麻(ヘンプ)の種子を原料に粉末状に作られた純植物性のプロテインです。 

ヘンプ=麻と聞くと「大麻」を連想し不安に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、麻薬として使用され、日本で禁止されているものは葉の部分になります。麻の実に関しては、栄養価が高いためスーパーフードとして扱われており、実は七味唐辛子にも麻の実が入っています。 

ヘンプは昔から身近に使われており、安全性が保証されたオーガニック食品です。 

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ヘンププロテインに豊富に含まれている栄養素 

➀タンパク質 

人間の身体の約60%が水分であることは有名ですが、実はその次に割合を占めているのがタンパク質です。筋肉や内臓、皮膚、髪、爪など、私たちの身体のほとんどはタンパク質でできています。ヘンププロテインにはタンパク質が約50%も含まれています。また、純植物性の良質なタンパク質であるという点や、その中でも植物性のタンパク質には珍しい「エデスチン」という、麻の実特有の吸収されやすい種類のタンパク質で構成されているのが特徴です。 

➁アミノ酸 

アミノ酸には体内で合成される「非必須アミノ酸」と、体内で合成されないため、食事から摂る必要がある「必須アミノ酸」の2種類があります。タンパク質は20種類のアミノ酸から構成されているため、含まれるアミノ酸のバランスによってタンパク質の栄養価も変わってきます。ヘンププロテインには非必須アミノ酸だけでなく、BCAAや含流アミノ酸などの必須アミノ酸全9種がバランス良く含まれています。 

③ミネラル 

ミネラルとは、無機質とも呼ばれおり、体内で合成することができないため、食事から取り入れなければならない栄養素です。しかし、精製食品や加工食品が多くなった現代ではミネラル不足に陥りがちと言われています。ヘンププロテインを飲むことでマグネシウム、亜鉛、銅、鉄などのミネラルを補うことができます。 

④食物繊維 

ヘンププロテインには、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維が含まれています。水溶性食物繊維は、腸内細菌のエサとなり腸内環境を整える働きがあります。不溶性食物繊維腸は、腸を刺激して動きを活発にし、腸内に発生した有害物質の排出を促す作用があるので、便秘への効果に期待ができます。 

⑤必須脂肪酸 

必須脂肪酸とは、オメガ3やオメガ6といった人間が体内で生成できない脂肪酸のことで、特にオメガ3は、現代人にとって不足しがちな必須脂肪酸と言われています。なんと、麻の実に含まれる脂肪酸は、約80%がオメガ3とオメガ6で構成されているので、他の栄養素と合わせて摂取できるのもヘンププロテインの注目すべき点です。 

このように、ヘンププロテインは他のプロテインよりも健康維持への効果発揮が期待できる成分を多く含んでいるので、大変おすすめです。 

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他のプロテインとの違いは? 

動物性プロテインで代表的なのがホエイプロテイン、カゼインプロテインです。

どちらも牛乳を原料としており、必須アミノ酸が豊富なのが特徴です。その他の植物性プロテインには、大豆由来のソイプロテイン、えんどう豆由来のピープロテインなどが挙げられます。油脂分が少なくヘルシーで、ベジタリアンやビーガンの方々も取り入れることができるプロテインです。 

これらの動物性プロテイン・他の植物性プロテインとヘンププロテインとの大きな違いは、「化学的な処理・精製を行っていない」、「無添加」という点です。

動物性プロテインや他の植物性プロテインは、化学的な処理や精製をしたものが多く、それらにフレーバーを加えたり、他の栄養素を添加し調整しています。一方、ヘンププロテインは一般的に「コールドプレス製法(冷温圧搾)」で圧搾し、パウダー状にしています。非加熱なので栄養素を壊さず、植物のもつ栄養素がしっかりと残っているのです。 

ファスティングライフ株式会社 
【オーガニックヘンププロテインMANAWA】オーガニック(JAS)認証取得 

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ヘンププロテインで期待できる効果 

ヘンププロテインには、様々な効果やメリットが期待できます。 

➀筋力アップ 

ヘンププロテインには、筋肉を作る材料になるタンパク質が豊富に含まれています。さらに、筋肉の分解を防ぐBCAAなど、植物由来のタンパク質に欠乏しがちな必須アミノ酸全9種類も動物性タンパク質に引けを取らないくらい含まれています。運動の前後に摂ることで筋力アップ効果を高めやすくなります。 

➁ダイエット 

ヘンププロテインに含まれている水溶性食物繊維は、胃腸内をゆっくり進むため満腹感が持続しやすいといった特徴があります。また、糖質の吸収をゆるやかにし、血糖値の急激な上昇も抑えてくれます。食べ過ぎの防止にも繋がるため、ダイエット期間の手助けとして食事やおやつにヘンププロテインを加えてみてはいかがでしょうか。 

③整腸効果 

水溶性食物繊維が含まれていることは先述しましたが、ヘンププロテインには不溶性食物繊維も含まれています。便秘を解消するには腸の蠕動(ぜんどう)運動がとても重要です。蠕動運動とは、腸が収縮・弛緩を繰り返して消化した食べ物を移動させ、体外へ排出する動きのことです。

不溶性食物繊維には、腸を刺激して蠕動運動を活発にさせる働きがあります。つまり、腸内細菌のエサとなり掃除の役目となる水溶性食物繊維と、腸の動きを活発にする不溶性食物繊維の2つの作用で整腸効果をより高めることができるのです。 

④デトックス効果 

私たちは知らないうちに有毒なカドミウム、水銀、アルミニウム、ヒ素、鉛といった有害ミネラルを食品や汚染された空気などから取り入れてしまっています。

これらの物質を体外に排出するために必要なのが含硫アミノ酸です。ヘンププロテインには、含硫アミノ酸以外にも必要な、マグネシウム、亜鉛、銅、ビタミンB6も含まれるため、有害ミネラルを排出する効果が期待できます。 

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ヘンププロテインの取り入れ方 

次に、ヘンププロテインの飲み方やヘンププロテインを使ったおすすめのレシピをご紹介します。 

おすすめはヘンプシェイク! 

材料

ヘンププロテイン……15g(大さじ1杯~2杯) 

無調整豆乳……150~200ml 

原液100%酵素ドリンク(なければハチミツでも〇) ……15~20ml 

(なければハチミツでも〇) 

※お好みにより量を調整してください。 

【作り方】 

シェイカーなどの容器に入れ、よく振ってからお召し上がりください。混ぜるだけなので忙しい朝にもぴったり!朝食の置き換えとしてもおすすめです。無調整豆乳はアーモンドミルクやオーツミルクなどの植物性のミルクでも代用可能です。ここでポイントなのが原液100%の酵素ドリンクを使うことです。酵素ドリンクを入れることで、植物性の乳酸菌を摂取できるので善玉菌の餌となり、整腸効果をより高めることができます。 

筋肉を増やしたい方は運動後30分以内の摂取、ダイエット目的の方は朝食をヘンププロテインに置き換えたり、食前や間食時に摂取するのがおすすめです。 

自身のライフスタイルや目的に合わせた飲み方ができるのも魅力の1つです。 

料理に混ぜるのも〇 

ヘンププロテインが他の一般的なプロテインと大きく違うのは、毎日の料理にもお使いいただけるという点です。例えば、味噌汁やスープ、カレーに少量入れたり、ソースに足して使うといった方法があります。きな粉のような優しい風味なので、そのままお餅や団子にかけたり、パンケーキの生地に混ぜて焼いても美味しくお召し上がりいただけます。日々の食卓に取り入れやすいのも嬉しいポイントですね♪ 

ヘンププロテインを使ったレシピ 

・ヘンププロテインバナナジュース 

材料

ヘンププロテイン……15g 

豆乳……150㏄ 

バナナ……1本 

【作り方】 

バナナは軽く輪切りにし、材料をすべてミキサーにかけるだけ。熟したバナナの甘さがお砂糖代わりになります。 

・ヘンププロテイン団子 

材料(約4個分) 

ヘンププロテイン……15g 

きな粉……大さじ1(仕上げ用に別途適量必要) 

黒糖……大さじ1 

亜麻仁油または水……大さじ1/2 

【作り方】 

材料全てを混ぜて手で丸め、最後にきな粉をまぶして出来上がり!亜麻仁油で香ばしさがプラスされます。おやつ代わりにもなるのでお子様にもおすすめです。 

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まとめ 

ヘンププロテインは、麻の実を原料とした植物由来のプロテインです。

タンパク質だけでなく食物繊維やミネラルなどの栄養素が豊富に含まれているため、毎日摂ることで様々な効果が期待できます。筋肉を増やしたい男性はもちろん、ダイエット・美容目的の女性や成長期のお子様の栄養補給にも適しています。

料理にも気軽にお使いいただけるので、毎日の食生活に活用しながら、是非ヘンププロテインを取り入れてみてください。 

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