1日1食(OMAD)ダイエットは、断食の一種です。OMADでは、好きなものを食べることができますが、他の断食よりも長い時間、食事をとらないことになります。
1日1食の断食の魅力はシンプルさだと思います。1日1食、好きなものを好きなだけ、いつもの夕食時に食べる。
しかし、OMADは断食の極端な一種であり、OMADと従来の断食の違いは、一般的な16時間の断食の代わりに、約23時間(睡眠時間を含む)断食することです。
この記事では1日1食の断食についての効果と科学的根拠を解説します。
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目次
1日1食(OMAD)のメリット
ほとんどの人は、1食も食べないなんて考えられないと思います。毎日、一食を除いて食事をしないというのは、過剰で不必要なことのように思えます。しかし、1日1食(OMAD)の支持者は、以下のような多くの利点があると主張しています。
①集中力と生産性の向上
オフィスで午後2時半に眠くなったことはありませんか?1日1食(OMAD)は、消化器系の不調を解消すると言われています。
②体重を減らす
1日1回の食事では、カロリーオーバーになるのは至難の業です。たとえ1回の食事が
通常の基準からすると「健康的」ではないとしても、一日中食べているのと同じように多くのカロリーを摂取しているわけではありません。
③プランがシンプル
1日に4~6回の食事の計画を立てる必要がないため、精神的なエネルギーが解放されます。
中世に朝食が普及する前は、古代ローマ人は1日に1食しか食べていなかったという歴史的な証拠もあるようです。
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1日1食(OMAD)の重要なポイント
1日1食(OMAD)を試す時の重要なポイントを3つ紹介します。
①1食を適当に食べるべきではない
1日1食(OMAD)を始めたからといって1食の栄養を気にせず摂取する事は、健康な体作りに最適な燃料とは言えません。
確かに1日1食(OMAD)の魅力のひとつは好きなものを食べる楽しさですが、全身の健康のためには、一食をバランスよく、微量栄養素が豊富なものにするよう努力すべきです。
②本格的な筋トレには向かない
1日1食(OMAD)ではタンパク質や鉄分を大量に摂取できるわけではありません。
単に健康のために筋トレをしていて、パフォーマンスには関心がないのであれば、1日1食(OMAD)してもおそらく何も変わらないでしょう。
しかし、長期的な筋力アップを目指す本格的な筋トレを行っている人には、典型的な16:8食のように、1日1食(OMAD)の極端でない断食を行う方がいいでしょう。
③規律と意志の力を高めるのに最適な方法
1日1食(OMAD)は、食べるのを我慢する精神力があるかどうかを確認するための方法でもあります。空腹感というのはとても強いものです。
1日1食(OMAD)をやり遂げたことを誇りに思い、自分へのご褒美としてたっぷりとした食事をとることが大事です。
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1日1食(OMAD)のリスク
多くの健康トレンドと同様、人々が行っているからと言って、それが体に良いとは限りません。1日1食が安全かどうかについては、さまざまな研究がなされています。
2007年のある研究では、1日1回の食事と血圧やコレステロールの上昇を結びつけています。ですから、1日1回の食事が加工度の高い揚げ物や単純な炭水化物の摂り過ぎであれば、たとえ体重が減ったとしても、かなり気分が悪くなります。
その他、1日1食(OMAD)のリスクは以下の通りです。
- 極度の空腹感や暴飲暴食
- 震えや体力の低下
- 疲労感、またはエネルギー低下
- 集中力の低下
2005年に行われた研究によると、断食は細胞に「ポジティブストレス」を与えることで、体の病気に対する抵抗力を高めることができます。これは、ウェイトリフティングで筋繊維をより強く再生させるために筋肉を壊すのと同じようなものです。
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まとめ
1日1回の食事は、想像しているほど危険ではありませんが、誰にでもできることではありません。個人的には、何週間、何カ月も続けて食べる長期的な方法としてはお勧めしません。
1日1食(OMAD)には抵抗があるという人は、5:2断食や8:16断食など、毎日の食事プランをもっと管理しやすいものにするといいかもしれません。
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