ミニファスティング 基礎知識

【プチ】ミニファスティングでも効果ってあるの?

ファスティングに興味はあるけれど、完全なファスティングはちょっと...という方には、プチファスティングがおすすめです。

プチファスティングは新しいタイプのファスティングで、人気が出てきています。

では、プチファスティングとはどのようなものなのでしょうか?

プチファスティングとは

プチファスティングは、ファスティングの後に食事をする点では、普通のファスティングと似ています。

しかし、プチファスティングの場合はファスティング時間が短く、通常12時間しか続きません。

つまり、夜8時に食事を止め、翌朝8時まで食事を取らないということです。

食事をしていい時間での食事に制限はありません。

3食きちんと食べてもいいです。

大切なのは、ファスティング時間中にカロリーを摂取しないようにすることです。

間食をしない、カロリーのある飲み物を口にしない、ガムを噛まないということです。

プチファスティングって意味あるの?

では、なぜプチファスティングをやってみようと思う人がいるのでしょうか?理由はいくつかあります。

体を慣らす

まず、長時間のファスティングに慣れるのに最適な方法であるという点です。

24時間以上のファスティングに挑戦してみたいけど、なかなか踏み切れないという人は、プチファスティングをすることで、長時間食事をとらないということに慣れることができるのです。

減量目的

プチ断食は減量が目的であれば、摂取カロリーを減らすための簡単な方法です。

ダイエットの原理原則はアンダーカロリーと呼ばれる摂取カロリーが消費カロリーを下回る状態をキープすることで初めて成功します。

そのため、プチファスティングを行うことでアンダーカロリーの状態を作りやすくなり、結果的に減量効果を期待できるというわけです。

ダイエットがなかなか進まない人は、プチファスティングで代謝を上げ、ダイエットの停滞期を乗り切ることができるかもしれません。

健康改善

プチファスティングは健康、特に病気の予防等に効果を発揮するかもしれません。

ファスティングは、心血管疾患や癌の予防、脳の健康増進、血糖値の低下などに役立つという研究結果もあります。

もちろん、これらの健康効果を確認するためにはより多くの研究が必要ですが、期待が持てることは間違いありません。

プチファスティングのやり方

今回はプチファスティングの代表的なやり方を3種類紹介します。

16時間ファスティング

プチファスティングの方法のひとつに、16時間ファスティングがあります。

この方法では、16時間ファスティングした後、8時間の食事時間を設けます。

例えば、夜8時に食事を止め、翌日の昼まで食事を取らないという方法です。

普段の食習慣をあまり変える必要がないので、初心者におすすめの方法です。

週末ファスティング

プチファスティングのもう一つの方法は、5:2法です。

これは、1週間のうち5日間は普通に食事をし、2日間ファスティングをする方法です。

ファスティングを行う前後日は、500~600キロカロリー程の食事を心がけると更に効果を発揮します。

前後の食事の兼ね合いもあり、かつ2日間のファスティングが必要になるため、この方法は16時間ファスティングよりも計画性が要求されるため、少し高度な方法になります。

隔日ファスティング

最後に紹介するのは、隔日ファスティングです。

この方法では、1日おきにファスティングを行います。

一日おきにファスティングし、ファスティングしない日は好きなものを食べてもかまいません。

この方法はやってみると意外と継続が難しいということがわかります。

理由は、本当はファスティングの日でも今日くらい食べてもいいでしょ。と簡単にルールを破ることができてしまうからです。

またお仕事などの関係でファスティング日だけどどうしても食事をしなければいけないことなどもありますよね。

そういった事情もあり、意外と規則正しく継続するのが難しい方法ではあります。

しかし本来は規則正しく行うことで体にそのサイクルを覚えさせることができ、より効率的にファスティングを行うことができます。

隔日ファスティングをやろう!と決めた際は期間を決め、是非最後までやり切れるよう頑張ってみてください!

自分に合ったプチファスティングを選ぶ

ファスティングは一定期間時間を要するため、どのタイプのファスティングをやるかどうかは自分の性格やライフスタイルをよく考えて決めるようにしましょう。

ファスティングを成功させる一番のコツは「ルール通りに行うこと」です。

ポイント

16時間ファスティングなら16時間の断食をする。

週末ファスティングなら2日間はきっちり断食する。

隔日ファスティングなら断食日は食べない。

これらのルールを守れるのかどうか、守るためにはどうしたらいいのかを考えて選ぶようにしましょう。

長時間のファスティングにも挑戦してみる

プチファスティングに体が慣れてきたら是非長時間のファスティングにもチャレンジしてみましょう!

まずは3日間ファスティング等からでいいと思います。

まとまった時間ファスティングを行うと、プチファスティングの時とはまた違った効果を実感できるかもしれません。

3日間ファスティングのやり方

長時間のファスティングで代表的な3日間ファスティングのやり方を簡単に紹介します。

3ステップ

3日間ファスティングは3つのステップで構成されています。

ポイント

準備期:1日

ファスティング期:1日

回復期:1日

準備期

ファスティング日に向けて体を慣らしていく日です。

普段の食事から準備用の食事に変えていきます。

具体的には、量と内容を変えていきます。

炭水化物や肉類などはやめ、サラダや汁物、スムージーなどで1日を過ごすようにしましょう。

また満腹になるまでは食べず、1日で凡そ500〜1,000キロカロリーほどのカロリーに抑えられるようにしましょう。

ファスティング期

断食日です。

この日は固形物を一切食べません。

その代わり、水分補給だけはしっかり行うようにしましょう。

前日から食事の量が減っているため空腹を感じてしまうかもしれませんが、体が健康になっている!と考え過ごせるようにしましょう。

回復期

ファスティングが終わり普段の食事に戻していく日となります。

大切なのはすぐに普段通りの食事に戻さないことです。

回復日と呼ばれる通り、休んでいる胃腸を再度稼働できるように回復させていく時間です。

まずは流動食から食べていき、少しずつ固形物を食べていくようにしましょう。

3日ファスティングの場合は1日を通して流動食を食べ、翌日の朝から固形物を解禁していきましょう。

まとめ

プチ(ミニ)ファスティングについてまとめてきました。

プチファスティングは長時間のファスティングをするにはまだ抵抗がある、という人におすすめの方法ですので、是非気軽な気持ちで一度挑戦してみてください!

やってみて反省点や自分に合っているやり方などが見えてくると思います。

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